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バンパー修理の費用相場は?傷・へこみの対処法を解説
2025年02月06日
うっかりしてバンパーを擦ってしまったり、ちょっとした衝撃でへこんでしまったり…。
そんなとき、「どこで修理すればいい?」「いくらかかる?」と悩みますよね。
バンパーの傷やへこみの修理方法は 軽度な補修からバンパー交換まで様々 ですが、費用も大きく変わります。
本記事では、修理費用の相場や業者ごとの違いをわかりやすく解説します!
バンパー修理は必要?傷やへこみを放置するリスク
バンパーに傷やへこみができても、「走行に支障がないし、放置しても大丈夫?」と考える方も多いでしょう。
しかし、傷やへこみをそのままにしておくと、見た目の悪化だけでなく、車両の価値低下や安全性の問題が発生することもあります。
ここでは、バンパーの役割や、修理が必要なケース、放置によるデメリットについて解説します。
バンパーの役割と修理が必要なケース
バンパーは、車の前後に取り付けられた部品であり、衝撃を吸収して車体や乗員を守る役割があります。
特に、低速走行時の衝突や駐車時の軽い接触でも、バンパーがダメージを受けることで車体への影響を最小限に抑えています。
バンパーの傷やへこみが軽度であれば、見た目の問題だけで済みますが、以下のような場合は修理が必要です。
・ひび割れがある → さらに破損が広がる可能性がある
・塗装が剥がれている → サビや劣化が進行する可能性がある
・固定部が破損している → 走行中にバンパーが外れるリスクがある
このような症状が見られる場合は、早めに修理を検討しましょう。
放置するとどうなる?修理しない場合のデメリット
バンパーの傷やへこみを放置すると、次のような問題が発生する可能性があります。
1.車の価値が下がる
見た目のダメージが大きいと、下取りや売却時の査定額が下がることがあります。
特に、バンパーの損傷は外見で目立ちやすいため、買取価格に影響を与えます。
2.サビや劣化の進行
バンパーの塗装が剥がれている場合、そこから水分が入り込み、劣化が進行します。
最悪の場合、バンパー内部の金属部品にサビが発生することもあります。
3.安全性の低下
ひび割れや大きなへこみがあると、バンパー本来の衝撃吸収性能が低下し、万が一の事故時に十分な保護ができなくなる可能性があります。
このようなリスクを避けるためにも、バンパーの傷やへこみは早めに修理することが望ましいでしょう。
バンパー修理の主な方法と費用相場
バンパーの修理方法は、傷やへこみの程度によって異なります。
軽度な傷であれば簡単な補修で済みますが、重度の損傷の場合は交換が必要になることもあります。
ここでは、バンパー修理の方法とそれぞれの費用相場について詳しく解説します。
軽度な傷やへこみの補修(研磨・パテ・塗装)
小さな擦り傷や浅いへこみであれば、研磨やパテ埋め、部分塗装による補修が可能です。
・研磨(コンパウンド):1万円~2万円程度
・パテ埋め+塗装:2万円~4万円程度
研磨のみで対応できる場合は比較的安価ですが、塗装が必要になると費用が高くなります。
中度のダメージ(バンパー部分交換・リペア)
バンパーの一部が大きくへこんでいたり、固定部分が破損している場合は、部分交換やリペアが必要です。
・部分補修+塗装:3万円~6万円程度
・バンパーのリペア補修:5万円~8万円程度
これらの方法では、損傷部分のみを修理するため、費用を抑えながらバンパーを再利用できます。
重度の損傷(バンパー交換・フレーム修正)
バンパーが大きく割れている、変形して元に戻らない場合は交換が必要です。
・新品バンパー交換:7万円~15万円程度
・リサイクルパーツ交換:3万円~7万円程度
リサイクルパーツを使用すれば、新品交換よりも費用を抑えられます。
バンパー修理を依頼する場合の選択肢
バンパー修理を依頼する際、ディーラー、整備工場、カーショップ、保険を利用した修理など、さまざまな選択肢があります。
それぞれの方法には、費用・仕上がりの質・修理期間 などに違いがあり、状況に応じた選択が重要です。
本章では、各修理方法の特徴やメリット・デメリットを詳しく解説します。
ディーラー修理
ディーラー修理は、純正部品を使用し、高品質な仕上がりが期待できる ため、信頼性の高い選択肢です。
特に、新車購入時と同じメーカーでの修理は、純正カラーの塗装や耐久性を重視する場合に最適です。
ただし、修理費用は他の業者に比べて高額 になる傾向があります。
また、バンパーに大きなダメージがある場合、修理よりも新品交換を推奨されることが多いため、部分補修では済まない可能性 もあります。
メリット:仕上がりが美しく、純正部品の使用で耐久性が高い
デメリット:費用が高額になりがち、修理よりも交換が推奨されることが多い
ディーラー修理は、新車同様の仕上がりを求める場合や、メーカー保証を受けたい場合におすすめ です。
整備工場やカーショップでの修理
整備工場やカーショップでの修理は、ディーラー修理と比べて費用が抑えられる 点が大きなメリットです。
特に、リサイクルパーツや社外パーツを活用することで、費用をさらに低減できる ケースもあります。
部分補修にも対応しているため、小さな傷やへこみなら、ディーラーよりも安価で修理可能です。
ただし、業者によって技術力や仕上がりに差がある ため、評判の良い店舗を選ぶことが重要です。
メリット:費用が抑えられる、部分補修やリサイクルパーツを活用できる
デメリット:仕上がりにばらつきがある、業者選びが重要
修理費用を抑えたい場合や、部分補修を希望する場合には、整備工場やカーショップの利用がおすすめ です。
保険を使った修理のメリット・デメリット
バンパーの修理費用が高額になる場合、車両保険を利用すれば自己負担を減らすことが可能 です。
特に、大きなへこみやバンパー交換が必要な場合は、保険を活用することで出費を抑えられます。
ただし、保険を使用すると翌年の等級が下がり、保険料が上がる可能性 があります。
修理費用が5万円以下の場合は、保険を使わずに自費で修理したほうが結果的に安く済むこともあるため、慎重に判断しましょう。
メリット:高額な修理費用をカバーできる、大きな損傷時に有効
デメリット:等級ダウンによる保険料の上昇、軽度な修理では損をする可能性がある
修理費用が高額な場合は保険を活用し、軽度な傷なら自費での修理を検討するのが賢い選択 です。
まとめ:バンパー修理の最適な方法を選ぼう
バンパー修理にはさまざまな方法があり、費用・仕上がりの質・保険適用の有無 などを考慮して選ぶことが重要です。
ディーラー修理は高品質な仕上がり を求める場合に適していますが、費用が高めです。
一方、整備工場やカーショップなら、コストを抑えつつ部分補修が可能 です。
さらに、修理費用が高額な場合は保険を利用することで負担を軽減できます。
バンパー修理の方法を選ぶ際は、ダメージの大きさ、費用、仕上がりの希望を考慮し、最適な選択をしましょう。